冷却台を作る

 私は、PowerBook G4を木の天板の机で使用しているのですが、冬場でも結構ファンが回ってました。夏になり、エアコンを使用してもほとんどファンが回っていて、その音が耳障りでしょうがありません。

 市販の冷却台も検討したのですが、何かで代用できないかといろいろと試してみました。

●足を付けてみる

 何か無いかと見回したところ、プラスチック製の高さ5mm程度の板があったので、それをPowerBookのゴム足の下に敷いて風通しを良くしてみました。が、これは全く効果がありませんでした。

●フィン(?)を付けてみる

ホームセンターを物色したところ、「アルミチャンネル」なるものを発見しました。

 元々は板の端などを補強するためのものの様なのですが、素材がアルミでコの字型をしているのでこれをPowerBoookの下に敷き詰めれば、放熱&風通しが良くなるのではないかと二本購入しました。のこぎりでそれぞれを四等分して、敷き詰めてみましたが、結果は失敗で変化なし。

●吸熱板を追加してみる

 次にホームセンターで見つけたのが、アルミ板です。やはりPowerBookの底全体から熱を奪うほうが良いだろうと、2mmの厚さで200mmx300mmのものを購入。それに、先程のアルミチャンネルを瞬間接着剤で板に固定して、完成したのがこれです。

 チャンネルの間隔が違うのは、温度が高くなる奥側にフィンを集中させるためです。こうしたことがどれだけ効果があるのかはわかりません(^^;

結果

 でき上がったものをPowerBookの下に敷いてみるとサイズはほぼぴったりでした。問題の効果の方ですが、エアコンを点けていればファンが回らなくなりました!

 欠点として、板と底が滑りやすいので、液晶を開くためにラッチボタンを押すときに気をつけないと、PowerBookが後ろにずれてしまうことです。

冷却台

材料:

 ●アルミチャンネル(AC-10121)
  10x12x(10)x1.0x995mm
  350円 x 2

 ●アルミ板
  200x300x2.0
  1,040円

      材料費合計:1,740円

その他:

  紙やすり・金ノコギリ・ヤスリ・瞬間接着剤

手順:

1.アルミチャンネルをそれぞれ4等分に切断して、切り口をヤスリできれいにする。

2.アルミ板に瞬間接着剤で貼り付ける

3.完成!

2001.07.23